こんばんは。このなまのです。
本日は非常に繊細なお話をしたいと思います。
そう
ハゲ
です。
あぁすいません。
もう少し柔らかく言います。
薄毛
です。
何を隠そう
僕もハゲです。
先祖代々続くハゲ家系に生まれ、
その血をさらに後世に残す使命を受け継いでいます。
ハゲとともに生きています。
そしてハゲとともに死んでいくでしょう。
ということで、
繊細な話でありながら、
どこかふざけた言い回しにしてすいません。
繊細だからこそ
大胆に触れたくなっちゃうんですね。
もうね、
ハゲの運命、
ハゲの宿命、
変えることができないこととして、
小さいころから悩んできました。
だからこそハゲの気持ちは
痛いほど分かります。
なんで僕はハゲなきゃいけなかったのか。
ハゲなりの想い・アドバイスをハゲの皆さんにお伝えしようと思います。
ハゲの歴史
もうハゲハゲうるさいよと言われそうですね。
そして、『ハゲの歴史』なんて壮大な見出しにしましたが、
ただの僕のハゲ歴史です。
自分の髪の毛が薄いと感じ始めたのは、
中学２年生のころです。
僕は野球部だったのですが、
長時間帽子をかぶったあと、
帽子を脱ぐと、
ぺったんこ
髪がぺたーっとなっているんですね。
周りの友達を見ても、
そこまでぺったんこになっていない。
あれっ？おかしいな。
なんでだ？
あぁそうかハゲの扉が開き始めたか。
なんて冗談でも思いませんでした。
だってまだ中学生ですから。
女の子にモテたい年ごろですよ。
そんなときにハゲてられますか？
こんな感じで僕のハゲとの戦いは始まりました。
とにかくボリュームがないので、
夜お風呂で頭を洗ったあとの
ドライヤータイムでは、
下から上へ
下から上へ
風を当てて、髪がふんわりするようにしました。
これも今思うと逆効果だったかなぁと思います。
かえって薄いのが目立つんですよね。
しかし、このなまの少年は一生懸命に
下から上へ
下から上へ
していました。
ある時期には、
そのふんわりした状態を
翌日まで保たせるために、
ハードスプレーで髪を固めていました。
なんと、
せっかく洗髪した髪に
ハードスプレーをして、寝る
という前代未聞の行為。
ハゲの皆さん
背筋が凍りましたね。
髪に悪い
頭皮に悪い
絶対にマネしちゃいけませんよ。
しかし、さすがハードスプレー。
きっちり翌朝にもパキパキでしたよ。
しかし、努力もむなしく、
友達にも
「髪うすくてやばいじゃん」
などデリカシーのかけらもないことを言われ、
心にグサグサと刺さっておりました。
髪型を変えて転機が訪れた
高校２年生の時でした、
この頃、ワックスで毛先をツンツンさせるような髪型が流行りました。
このなまの少年も、そんな髪型してみたいなぁと
一大決心をしたのです。
髪を短く切ったのです。
イメージ図
前
↓
後
※あくまでイメージです。
こんなにボリュームありませんでした。
するとどうでしょう。
短くしたことが良かったのか、
髪の毛がフワフワと自然に立ち上がってくれて、
自然なボリュームがでたのです。
これはテンション上がりましたね。
そして、念願だったワックスを使って、
毛先を遊ばせて学校へ行ったのです。
ところが……友達に言われた言葉が……
「あれ？寝ぐせ直さなかったの？」
ウキウキしてセットした髪型が、
寝ぐせだと思われ……
今思い出しても涙目になります。
ただ、髪を短く切るというのは、
一定の効果があるということが分かりました。
特に、今まで長めの髪型を続けていた人には、
効果がよく現れるのです。
髪の毛が自然と立つくらいの長さにすると、
ボリュームがあるようにみえます。
フワフワと。
ポメラニアンの毛みたいな感じです。
先ほど、ボリュームをだしても、
かえって薄いのが目立つということを書きましたが、
このフワフワは、そんなことがありません。
要は、
長い髪でボリュームをだそうとすると、かえって薄いのが目立って逆効果
髪を短くすると、ボリュームをだしても薄いのが目立たない
ということが分かりました。
髪の色を変えたいなら、髪のあるうちに
大学生になると、やはり髪の色を変えたくなります。
髪の薄い僕だって、染めたいわけです。
もちろん染めましたよ。
市販の薬剤で姉に染めてもらいました。
出来はなかなか。
薄毛の人の特徴の一つに、
髪の毛が細い
というのがあります。
髪の毛が細いと
色を染めた時、キレイに見えるんですよ。
ツヤツヤ感がよくでる。
ハゲのツヤピカじゃないですよ。
それで何を言いたいかと言うと、
自分の髪が薄いなと感じているなら、
できる限り若いうちに、
できる限り髪があるうちに
髪の色を変えて楽しみましょう。
ということ。
10代のうちが最適です。
20代になると、薄毛のスピードが
急激に早くなります。
10代で染めて、10代のうちに地毛に戻す。
これ大事です。
21歳でアートネイチャー無料体験へ
僕の薄毛危機感は、年を重ねるごとに強くなります。
「もうこのままハゲていくしかないのか…」
「なにか手はないのか」
まさにワラをもつかむ思いで、
アートネイチャー無料体験を申し込みました。
当時２１歳です。
こんな若者でアートネイチャー行く人いるのか…？
すっごい緊張でした。
迎えてくれたのは、僕より５歳くらい上のお姉さま。
こんなハゲを温かく迎え入れてくれました。
まあ、ハゲしか来ないでしょうけど。
髪の毛に関するカウンセリングを行い、
後は頭皮洗浄、マッサージ、という感じでした。
毛穴をアップで見せてもらいましたが、
汚れがたまっていて結構ショックでしたね。
なんせ、お店に行く前に、
家でしっかり洗髪しましたから…。
なかなかこういったアートネイチャーとかアデランスとか
髪の悩み関係のお店って行きにくいでしょうけど、
実際行ってみると、
「あぁ来てよかった」
と思いますよ。
あまり人に相談できなかった髪の悩みを相談できる嬉しさ。
親身になって聞いてくれるお姉さま。
若いお姉さまにハゲた頭皮を見られるのは、
かなり羞恥プレイでしたが、
そこはなんとか耐えましょう。
ひとまず僕は無料体験をしただけです。
勧誘されましたが、
学生の僕にはお金がなかったので、
諦めました。
加速するハゲ
社会人になると、
ハゲスピードが一気に加速します。
ホント気を抜いてたら、
あっという間に毛が抜けてきます。
やはり仕事のストレスでしょう。
ここまでは”遺伝的な薄毛”で済んでいましたが、
ここにストレスが加わることで、
爆発的な速度を体験することができます。
しかし、僕は社畜となり、
髪の毛を構う余裕もなくなっていました。
完全にハゲに乗っ取られました。
市販の育毛剤や頭皮スプレーなど
いくら試したところで、
ハゲスピード相手には、
すべて後手後手でした。
ここで僕は力尽きました。
ハゲへの抵抗をやめたのです。
うつ病とハゲ
31歳でうつ病になり、
髪もボサボサのハゲ散らかし状態でした。
もう髪の毛も邪魔でしかなくなり、
決心します。
「坊主だ」
もちろん坊主初体験なので、
最初は床屋さんで切ってもらいました。
しかし、中途半端に名残おしく、
５分刈りにしたもんですから、
チョビチョビ毛は生えてるし、
わずか２～３日で伸びてきちゃいました。
そこで、
自分でバリカンを購入し、
セルフカットしました。
これが思いのほか
楽しく、気持ちよかったんです。
今度は中途半端にしないで、
0.5ｍｍ。
すると自然に心の重しが溶けて無くなっているのに気づきました。
うつ病も少しづつ回復へ向かっていきました。
最後に：ハゲは坊主にするべきか
坊主にするべきです。
かれこれ５年坊主ですが、
薄毛で悩むことはゼロになりました。
同世代で髪の毛がフサフサある人を見ると、
いいなぁと思うことはやはりあります。
それでも薄毛で悩むことがなくなった
ということが非常に心に余裕を生み出してくれています。
そりゃあ、
「僕だって髪の毛があればイケメンなんだぜ」
と思っていますが。
（妻や子供に言うと遠い目をされます）
下手にハゲているようなら、
勇気を出して坊主。
坊主嫌なら、
もっと育毛してみようよ。
諦めきれないなら諦めちゃダメだよ。
僕はもう坊主で生きる道を見つけました。
あなたはハゲたままの道を歩き続けますか？
それとももう少し努力をして、可能性を広げますか？
こんなハゲハゲ言う記事を最後まで読めたんですから、
あなたならハゲを食い止められますよ。
辛いですよね。
僕もハゲじゃなかったらって
泣いたことあります。
悪いことが起こると全部ハゲのせいにしてました。
こんなハゲに産みやがってと親を憎んだりもしました。
将来後悔しそうなら、諦めずに行動してみましょう。
それではハゲ話終わり。
ではでは。
