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「やれたかも委員会」が面白いので僕のやれたかも…も判定して欲しい

やれたかも委員会アイキャッチ女性の後ろ姿と海

先日ご紹介したくなるほど面白い漫画に出会いました。

それは

【やれたかも委員会】

 

「やれたかも…?」

 

何を言っているのか分かりますか?

 

ご想像とおりの話ですので、私からの詳しい説明は省きます。

 

きっとあなたにも「やれたかもしれない」体験談があるはずです。

もちろん僕にもあります。

 

そんな狂おしくも愛しい体験を思い出しながら、この【やれたかも委員会】をご紹介したいと思います。

 

最後には僕の「やれたかも」体験談も赤裸々に載せていますので、どうぞお楽しみください。

 

「やれたかも委員会」とは

やれたかも委員会一巻表紙

もしもあの時、勇気を出していたら…
そんな誰もが心に秘めている忘れられない夜を、犠星塾塾長の能島明、ミュージシャンのパラディソ、財団法人ミックステープの月満子が「やれた」か「やれたとは言えない」かを判定するというストーリー。

作者吉田貴司さんが、2016年からウェブサイトnoteで掲載開始。

のちに、cakesでも掲載を始めた。

2016年には、電子書籍で自主出版を果たし、2017年には単行本を発行。

2017年には実写ドラマ化された。

「やれたかも委員会」あらすじ

1話完結のストーリー形式。

毎回、女性と「やれたかもしれない」思い出を持つ男性が、面接会場のような雰囲気の中、女性とのあまずっぱい思い出やほろ苦い思い出を語り、その体験談を聞いた委員会3名が、最後に「やれた」か「やれたとは言えない」か札を挙げて判定するというストーリー展開。

たまに、女性が体験談を話しに来ることもある。

登場人物

能島 明(のうじま あきら)

犠星塾塾長。
塾長と名乗っているが、どのような塾なのかは不明。

委員会では、長テーブルの中央に座り、委員長の役割を持つ。

いつも空手の道着を着ていて、口数は少ない。

口数が少ないというよりか、「やれた」か「やれたとは言えない」かを判定したあとに、一言名言を発するのみ。

「やれた」か「やれたとは言えない」かの判定では、ほぼ「やれた」しかあげることはない

相談者が、やれたかもしれないエピソードを話している最中は、合いの手などの言葉も発さず、顔のどアップに雷が落ちたような背景が描かれるなど、リアクションのみである。

ただし、表情はくずさす、あくまでも背景の描写で塾長の心理を表現している。

パラディソ

ミュージシャン。
何系のミュージシャンなのかは不明。

委員会では、長テーブルの向かって右側に座っている。

いつもチューリップハットを被り、サングラスを着用している。

委員会では、パソコンをいじっていることが多く、「やれたかも」体験談が始まる前までは、ネットサーフィンをしていることが多い。

しかし、やれたかも体験談を記録する書記係も務めており、パソコンでまとめている。

「やれたかも」体験談を聞いている最中に相槌や、たまにツッコミをしたりするなど、委員会の3人の中でも最も口数は多め。

「やれた」か「やれたとは言えない」かの判定は、ほぼ「やれた」を挙げることが多く、判定は甘め。

月 満子(つき みちこ)

財団法人ミックステープ代表。
どのようなことをしている法人なのかはまったくもって不明。

委員会では長テーブルの向かって左側に座る。

委員会唯一の女性。

やれたかも体験談が始まる前までは、お茶を入れたり、スマホをいじったりするなど、丸の内OLのような行動をとっていることが多い。

体験談を聞いている間は、言葉をはさむことはなく、表情も変えることなく聞いている。

「やれた」か「やれたとは言えない」かの札は、ほぼ「やれたとは言えない」を挙げている。

「やれたとは言えない」理由を話しだす際にも、表情を変えず、冷静沈着な意見で男性を現実に連れ戻す言葉をつきつける。

その際には、下ネタであろうとはっきりと口にする。

女性の体験談には判定が甘くなる傾向がある。

作者吉田貴司さんについて

1980年生まれの漫画家。

既婚者であり、2児の父。

2006年に、スピリッツ増刊カジュアルで、「弾けないギターを弾くんだぜ」でデビュー。

2009年には、「フィンランド・サガ(性)」を連載開始。

2015年、ビッグコミックスピリッツにて、「シェアバディ」の連載開始(原作担当)

このシェアバディを連載時に、原作のみの担当とされ(絵は描かない)、次第に自分が書いたストーリーを基に、担当編集者と作画担当者が内容を変更して発表していくというスタイルになっていったため、人間不信となる。

そのため、

  • タイトルは自分で決める
  • 打合せしない
  • 自分で作画する
  • 電子書籍は自分で管理する

という4つの譲らないものを設定。

この「やれたかも委員会」以降は、出版社を通さず発信し、自己管理する形をとっている。

「やれたかも委員会」もスペリオール奨励賞を受賞したものの、「一発ネタとしてはそこそこ面白いけど、連載はなし」と出版社に言われ、マンガ雑誌での発表は諦めていた。

しかし、2016年にSNSに漫画を投稿していたら、読者から大きな反響がありバズり、この「やれたかも委員会」も日の目を見ることとなった。

 

やれたかも委員会名言ピックアップ

やれたかも委員会での能島明の名言をいくつかピックアップします。

 

「やれたかもしれない夜は人生の宝です。後生大事になさってください」第1話

「やれたかもしれない夜にだけ訪れる朝があります。その朝にだけ咲く花があります」第2話

「やれないから出会えたのか。出会えたからやれなかったのか。やれる人には出会えない。それがやれたかものジレンマ」第3話

引用:やれたかも委員会 作者/吉田貴司

 

上記のような「やれたかも」思い出に素敵な花を添えてくれる言葉を毎回かけてくれます。

能島明委員長の優しさに涙しそうです。

 

私のやれたかも話

女性3人ヒソヒソ話で笑顔

ここでひとつしょうもないですが、私のやれたかも話をお聞きください。

 

先輩のスティックさばき…?

あれは、私が15歳高校1年生の夏でした。

吹奏楽部に所属していた私は夏休みに2泊3日の合宿に参加していました。

練習が終わり夕飯も済ませ、お風呂にも入り終わると、高校生ですからやることは1つ。

 

1つの部屋に仲の良い友達と集まってワイワイしていました。

同じ1年の男子しか初めはいなかったはずですが、いつの間にか1つ上の2年生の先輩も混ざっていました。

 

そこに女性A先輩がいたのです。

 

A先輩はパーカッションを担当する今どきな女性でした。

あっ!ちなみに私はトロンボーンを吹いてました。

 

A先輩は、茶髪禁止の高校なのに、ほんのり茶髪で、スカートの丈は膝上15センチくらいの超ミニ。

いつもニコニコ笑顔で部活内のムードメーカーでした。

 

そして、お胸もデカイ。

ブルンプルンしてるんです。

スカートも短いのでパンツなんてしょっちゅう見えてます。

そんなとにかく元気いっぱいな女性でした。

 

何を話していたのかは全く覚えていませんが、とにかく高校生らしくみんなで騒いでいたと思います。

しかし、そこは合宿の場。

ばか騒ぎをせずに早く寝て、次の日の練習に備えろと言われていました。

そんな騒ぎまくっている私たちの部屋に、3年生の先輩方の見回りがやってきたのです。

 

一足先に見回りを察知した誰かの掛け声で、慌てた私たちはすぐに部屋の灯りを消し、みんな布団にもぐり込み、寝たフリを始めました。

間一髪のところに3年生の先輩方が部屋の中のチェックにやってきて、部屋の中を見渡していました。

 

誰もがドキドキとしていたでしょう。

私も「バレませんように…」という気持ちで布団を頭からかぶっていましたが、フト私の下腹部の辺りに気配を感じました

 

そっと下を見てみると、なんとそこには、A先輩がいたのです。

 

ちょうど私の敏感なモノがいる辺りです。

A先輩も少し恥ずかしそうにしながら私のほうを見上げ、口に手を当て「しっ~…」という仕草をしました。

 

15歳の私の妄想は一気に膨らみます。

 

「しっ~…って、なんすか!?

今からイイことするから声出しちゃダメだよ♥️

って意味ですか!?

そういえばA先輩ってサッカー部に彼氏いて、メチャクチャやりまくってるって噂あったな!腰の動きがパーカッション演奏してる並みに激しいって聞いたことあるっ!!僕のスティックも華麗にさばくんですかぁ!?

 

のような。

 

完全にアッチの世界に逝ってしまった僕に気づいたのか、A先輩は周りにバレないように少しずつ身体を上のほうに移動させてきて、僕の顔の目の前に顔を近づけてきました。

 

もちろん女性と交際経験なんてない僕はもう完全に

「何卒よろしくお願い致します」状態でした。

 

心臓が口から飛び出しそうというのはまさにあの時のようなことです。

 

顔を近づけてきたA先輩は、僕に追い討ちをかけるように、顔を赤らめながら

 

ドキドキしちゃうねっ…♥️

ってそっとささやいたのです。

 

もうあとは僕がA先輩の奏でる打楽器のリズムに乗るだけです。

 

しかし、ちょうどその時3年生の見回りが終わり部屋を出ていきました。

すると、部屋の灯りを誰かが点け、明るい部屋に元通り。

みんな布団から出てきて、「あぶねー」などと言いながら、コソコソまた話を始めました。

 

目の前にいたA先輩は、僕に

かわいいね❤️

と言い、布団から出ていきました。

僕も何事もなかったように布団から頭を出し、「危なかったぁ~」などとわざとらしく言いました。

 

でも、しばらく下半身だけは布団から出すことができませんでした

 

これが僕のやれたかも話でした。

 

以上

 

まとめ:「やれたかも委員会」が面白いので僕のやれたかも…も判定して欲しい

ノートとえんぴつ

僕のやれたかも話はいかがでしたか?

「やれた」でしょうか?

「やれたとは言えない」でしょうか?

 

こんな感じで漫画はストーリー展開されていきます。

 

実話を基に作られているので、とてもリアル感があって共感できる話がたくさんです。

 

ぜひご覧になってみてください。

 

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