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鬼滅の刃アニメ版第10話「ずっと一緒にいる」のストーリー
鬼滅の刃アニメ版第10話ストーリー（ネタバレ）
矢印鬼と戦っていた炭治郎は、技の応用「弐ノ型 改・横水車（よこみずぐるま）」を繰り出し、ついに鬼の首をきることができた。
首を切られ、もはや消える運命の矢印鬼だが、最後の力を振り絞る。
まだ動く両手のひらの目を使い矢印術を発動させ、炭治郎を道連れにしようとしたのだ！
炭治郎の体から様々な方向へ矢印が出て、今まで以上の強い力で、体があちこちに飛ばされ始める。
炭治郎は水の型の技をいくつも使いながら受け身をとる。
すさまじい圧力が体にかかり、技を出すのも精一杯の状況。
なおかつ、今までこれほど技を連発したことがないため、両腕がちぎれそうな感覚になる。
何度も何度も技を繰り出し受け身を取り、ようやく矢印鬼の体が消滅した時に、矢印の力は消えた…。
空中で矢印鬼の術が消え、地面にたたきつけられる炭治郎。
肋骨と足の骨が折れ、腕も上げることができないほど消耗していた。
しかし、まだ手毬鬼がいるため、刀は口でくわえ、何とかほふく前進のような態勢で動き出した。
一方、手毬鬼と愈史郎との戦いだが、手毬鬼の投げた毬が、またしても愈史郎の顔面に当たるかと思われたその時！
禰豆子が現れ、足でブロックしてくれた。
先ほど毬によって吹き飛ばされた禰豆子の足も再生している。
愈史郎の姿を、自分の末の弟・六太に重ねた禰豆子は、愈史郎の頭をナデナデ撫で始める。
そうしている間にも、手毬鬼は毬を投げつけてくる。
禰豆子はその毬を足で蹴り返す。
先ほどは、足が吹き飛ばされたのだが、禰豆子の体は進化を遂げ、蹴り返せるようになっていた。
禰豆子が蹴り返した毬を鬼も蹴り返し、また禰豆子が蹴り返し…という攻防が続く。
手毬鬼が渾身の力で蹴り返した毬を、禰豆子は蹴り返し、手毬鬼はそれを受け止めることが出来ず、かろうじて避けるしかできなかった。
様子を見ていた珠世と愈史郎も驚きを隠せなかった。
禰豆子は薬や食べ物をとるわけではなく、自らの気持ちだけで急速に進化を遂げていたのだ。
しかし、手毬鬼が全力で向かってきたら、さすがの禰豆子にも厳しい戦いになるだろうと判断した珠世は、自分が決着をつけるため、前へ進み出る。
珠世は、手毬鬼に鬼舞辻の正体を知っているのかと問う。
鬼舞辻という言葉に手毬鬼の顔色が変わる。
なおも珠世は続ける。
「鬼舞辻は臆病者。いつも何かに怯えている」
珠世は鬼の心理をつき、挑発をしているようだった。
手毬鬼と話をしている珠世だが、気づかれないように自らの腕を傷つけ血を流し、術を使っていることに愈史郎は気づく。
この珠世の術の効果もあり、挑発されていた手毬鬼は、つい”鬼舞辻”という言葉を口にしてしまう。
口走った瞬間、手毬鬼の表情がこわばる。
言ってしまったのだ。
言ってはいけない言葉を。
その言葉を聞き、珠世は隠していた腕を見せる。
珠世が使っていた術は、「白日の魔香（はくじつのまこう）」と言って、匂いを嗅いだものの脳の機能を低下させ、虚偽を述べたり、秘密を守ることが不可能になる術だ。
手毬鬼と会話をしながらこの術をつかい、見事に言ってはいけない言葉を誘発させたのだった。
”鬼舞辻”という単語を発した手毬鬼に鬼舞辻の呪いが発動し始める。
天に向かって悲壮な表情で許しを請う手毬鬼。
次の瞬間！
鬼の体に異変が起こり始め、口と腹からまがまがしい巨大な怪物のような腕が飛び出し、その腕は手毬鬼の頭を握りつぶし、体もほとんど跡形もないほど潰されてしまった。
鬼舞辻の呪いとは、鬼の体内に残る鬼舞辻の細胞に肉体が破壊されること。
すなわち鬼の死を意味する。
鬼は、日の光、鬼殺隊の刀、そして、この呪いによってのみ死に至る。
珠世は、死んだ鬼の目玉を確認すると、この鬼は１２鬼月ではないと判断する。
１２鬼月は、目玉に数字が刻まれているはずだが、この手毬鬼の目玉にはそれがなかった。
おそらく矢印鬼も同じだろう、2人の鬼とも弱すぎると。
炭治郎は、あれで弱い！？と驚く。
珠世と愈史郎が、珠世の術を吸い、眠ってしまった禰豆子を介抱しに家へ戻り、炭治郎は一人になる。
すると、手毬鬼が微かな力を振り絞るように、「毬…毬…」と声を出す。
炭治郎はそばにあった毬を手毬鬼の近くに持って行ってやると、
手毬鬼は、「遊ぼ…遊ぼ…」と声を出す。
それはまるで幼い子供のようであった。
やがて朝日が昇り、手毬鬼は完全に消えてしまう。
この鬼は、１２鬼月だとおだてられ、騙され、戦わされ、そして呪いによって殺された。
たくさんの人間の命を奪った報いなのだろうか。
炭治郎はいたたまれない気持ちと共に、鬼舞辻は自分を慕う者にもこのような仕打ちをする”本物の鬼”だ！と心底嫌悪感があふれ出てきた。
珠世と愈史郎に介抱され、禰豆子は目を覚ましていた。
禰豆子は炭治郎に抱きついた後、珠世に抱きついた。
それを見た愈史郎は怒り出す。
しかし禰豆子は愈史郎の頭も撫で始める。
この様子をみた炭治郎は、禰豆子は２人のことを家族の誰かだと思っているんだと説明した。
鬼ではなく人間として見てくれている禰豆子に、珠世は涙を流す。
「ありがとう禰豆子さん。ありがとう…」と。
この様子を見ていた愈史郎は、昔自分が珠世に救ってもらった時のことを思い出していた。
珠世と愈史郎はこの町を離れる決断をする。
鬼舞辻に近づきすぎたため、早く身を隠さなければ危険だからである。
そこで珠世は、禰豆子を預かろうかと炭治郎へ提案する。
戦いに連れて行くよりは安全だと思うとの言葉に炭治郎は考え込む。
しかし、禰豆子の心は違っていた。
禰豆子は炭治郎の手を握り、真っすぐに炭治郎を見つめる。
そんな禰豆子を見て、炭治郎は心を決める。
禰豆子と一緒にいると。
２度と離れ離れにはならないと決意をする。
亡くなった家族を思い出し、炭治郎は一層その想いを強くした。
出発する炭治郎に、最後まで冷たくあしらう愈史郎だったが、最後の最後で、「お前の妹は美人だよ」と言い、炭治郎と愈史郎との結びつきも強くなっていた。
珠世たちと別れた炭治郎のもとに、かすがいガラスがやってきて、次の行き先を大声で叫び続ける。
炭治郎がかすがいガラスに、「分かったから静かにしてくれ頼む」と言っていたところ、さらに大きい声で「頼むよ～！！」という声がどこからか聞こえてきた。
そこには、「頼むよ～！」と泣きながら叫び、女性にすがりつく金髪の少年がいた。
鬼滅の刃～十話～
手鞠鬼との対決話ですね
突如として行われる超次元サッカー
珠世さまの術、そして呪いが強すぎるw
最後に出てきた人は確か試験にいた人ですね pic.twitter.com/cYBv5yRDDR— Kiki@無知の極み (@TfkL8kcH3w) June 16, 2019
［cos］鬼滅の刃/竈門兄妹
第十話 「ずっと一緒にいる」
俺たちは一緒に行きます。
離れ離れにはなりません。
もー…二度と…。竈門炭治郎/MISAKI
竈門禰豆子/なつめ
photo/こなかぶ pic.twitter.com/5lAlAjv7BE— MISAKI (@hm_42120) October 1, 2019
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