中学生の頃から友人に口が臭いと言われ、その度に激しく傷ついていた僕がようやく見つけたシンプルな3つの予防法をご紹介します。
- イマイチな口臭予防法
- 超シンプルな口臭予防法3つ
- 僕の体験談
口が臭いと言われ続けたエピソード
少し長いですが、僕の口が臭いと言われ続けた色あせない輝かしい想い出をお聞きください(泣)
中学時代
僕が口が臭いと言われ始めたのは中学生の頃です。
当時野球部だった僕が炎天下の夏の日に練習をしていると、突然近くにいた同じ野球部の友人からこう言われました。
「口くっせぇ!」
このときのことは衝撃だったのでハッキリと覚えています。
口が臭いと言われたことも衝撃でしたが、もう1つ衝撃だったのが、その時の僕と友人の距離でした。
僕と友人は目の前にいたわけでも、すぐ隣にいたわけでもなく、2メートルは離れた場所にいたのです。
そのため、僕は最初「口くっせぇ!」と言われた時に自分のこととは思わず「えっ?」と聞き返しました。
すると友人はもう1度
「おまえ口くっせぇ!」
と僕に向けて言い放ったのです。
僕は頭が真っ白になり、何も言い返せず、ただ立ち尽くしていました。
あの夏の日を僕は一生忘れません。
「2メートルも先に僕の口臭が届くわけないだろ…」
とか
「きっと嫌がらせでウソを言っているんだ」
とも思いました。
しかし、その友人は性格的に思ったことをズバッというタイプです。
さらに、別の日にも同じように
「口くさっ!」
などと言ってくるのです。
その時はすぐ近くで話してたりするので、僕はどんどん自分の口の臭いが気になっていきました。
他の友人からは言われたことがないので、このときの僕はどうしていいのか分からないままでした。
僕の口が臭いのは事実かもしれませんが、やはり毎回指摘されて辛い想いをするので、この友人とは次第に距離を置くようになっていきました。
今から20年以上前の中学生なので、口臭対策なんて分からず、インターネットも普及していないので、調べることもできず、この時はただやみくもに歯みがきをするしかありませんでした。
大学時代
中学生から口臭コンプレックスに悩まされていた僕は大学生の頃から本格的に口臭対策をするようになりました。
歯みがき粉や洗口液を数種類使ったり、口臭予防のスプレーを肌身はなさず持ち歩いたり。
しかしそれでも口臭コンプレックスは消えることはありませんでした。
あまり人と近づいて話すことは避けて微妙な距離を保つような感じです。
この頃は周りにストレートに物を言う人が少なかったおかげか、口が臭いと言われることはほとんどなかったかと思います。
しかし、実際に僕の口臭が臭くなかったかと言うとそんなことはなかったと思います。
会社員時代
30代になった頃から口臭コンプレックスをこじらせはじめます。
というよりも、自分の口臭に自分でも気づき始めたのです。
どうにも自分の口が臭い。
この頃から僕は会社にマスクをつけていくようになりました。
花粉シーズンやインフルエンザシーズンはもともとマスクをつけていましたが、それ以外でも常時マスクをつけるようになりました。
くそ暑い夏でも。
最初は変な顔をされましたが、周りの人も慣れて何も言われることはありません。
マスクをつけているので、自分の口臭が相手に臭うことは減ったかと思います。
しかし、自分の口臭に自分が苦しむという惨劇に見舞われるようになりました。
「僕はこんなに口が臭いのか!?」
そして、仕事上マスクをつけていては失礼な場面もあります。
(今はコロナの影響で逆にマスクつけてないと失礼ですが)
そんなときにマスクを外すと、自分のこの口臭が相手を不快にさせるんじゃないかとひどく心配していました。
口臭対策でマスクをつける→自分の口臭のひどさに気づき嫌になる→マスクをとって人と話せなくなる。
もう完全に負のスパイラルですね。
口臭予防はこれだけじゃダメだった
僕の口臭エピソードに長々と付き合って頂いてありがとうございます(笑)
おそらく今あなたの頭の中で、僕は口が臭い人とインプットされたと思います(笑)
そんな僕が口臭予防として一生懸命やっていたけど実はあまり効果がなかったことをご紹介します。
ガムをかむ
ガムをかむのは口臭予防に良さそうですが、正直そこまで効果はありません。
ガムをかみ始めた最初の10分くらいはスッキリして効果がある気がしますが、それからしばらくすれば、また口の中の不快感が増してきます。
特にガムを噛んでる時間が長くなればなるほど良くありません。
どうして良くないかは口臭に効く裏技はこちらで紹介していますが、要は噛む時間が多いと歯に負担がかかり、歯周病などのトラブルになることがあるんです。
ガムを噛んでれば歯のトラブルは起きないと信じていましたが、そんなことはありませんでした。
歯磨き
歯みがきは歯と口腔内の健康のために最も大切なことです。
ただし、口臭に完璧に効果があるわけではありません。
歯みがきさえしていれば口は臭くならないなら、日本人の多くは口臭なんてありません。
大事なので誤解のないようにしつこく言いますが、歯みがきは非常に重要です。
しかし、それだけで口臭予防にはなりません。
だからといって歯みがきをテキトーにしてはダメですよ。
歯みがきをおろそかにすると、虫歯や歯周病になり、それが原因の口臭に悩まされるようになってしまいます。
誰でもできるシンプルな口臭予防法3つ
それではここからは僕が今たどり着いたシンプルな口臭予防法をご紹介したいと思います。
シンプルな口臭予防法①歯みがき後のフロス
歯みがき後にフロスで歯と歯の境目をキレイにしましよう。
フロスというのは、分かりやすく言うと糸です。
糸を歯と歯の間に通らせて歯みがきの磨き残しを落としましょう。
手で歯みがきをしても歯についた汚れは約60%しか落とせておらず、フロスを使えば約80%になると言われています。
年齢を重ねるにつれて歯と歯のすき間も広がってしまい、食べ物のカスが挟まってしまうことも多くなります。
また、歯とハグキの間にある歯周ポケットに入ったカスは歯ブラシでは取りきれません。
ですので、フロスを使ってしっかりと手入れを行いましょう。
実際に私も口臭が自分でも気になり始めた30代から歯に物が挟まることが多くなり、いつも歯に物が挟まっている不快感がありました。
それから毎日寝る前の歯みがき後にフロスを使うようにしただけで、常に物が挟まっている感覚はなくなりました。
そして、次第に口臭も少し弱くなり始めたのです。
初めは面倒に感じますが、2日に1回でもいいのでフロスを使ってみましょう。
僕が使っている今まで使ったフロスは、
↑こちらは、糸が指からすべりやすくて少し使いにくかったです。
糸にワックスコートがされているからだと思います。
↑こちらは歯科医院で購入していました。
初めて使用したフロスで、使い心地も良かったです。
ケースの色がかわいいので、子供が喜んでました。
↑こちらは現在僕が使用しているフロスです。
糸もしっかりしていて、歯間に入りやすく、カスや汚れもよく取れている実感があります。
お店でも手に入れやすいので、重宝しています!
ぜひ単純な歯みがきだけでなくプレミアムなお口ケアを体験してください。
シンプルな口臭予防法②歯みがき後の洗口液
歯みがき後に洗口液を使ってみましょう。
洗口液とはうがい液です。
有名な商品だとリステリンやモンダミンなど聞いたことあるかと思います。
僕もたくさんの洗口液を使ってきましたが、効果があると感じたのはリステリンです。
有名でありきたりな商品ですいません。
リステリンも色々な種類があるので迷いますが、迷ったらトータルケアという商品でいいと思います。
ただリステリンはかなり刺激が強いです。
初めて使うと、口の中がシワシワになる感じ(?)全部の菌持ってかれた感じ(?)になります(笑)
慣れればむしろその感覚が好きになるくらいですが、どうしてもダメならノンアルコールタイプを選びましょう。
ちなみに僕の妻がリステリンは苦手なので、最近は【ルブレン】 の洗口液を愛用しています。
ルブレンは口臭に特化した洗口液なので口臭予防としては日本でもトップクラスの商品だと感じてます。
シンプルな口臭予防法③水分補給水分補給をこまめにしましょう。
水分補給これこそシンプルな口臭予防法です。
口の中が乾くと口臭も強くなりますからこまめに水分をとり、口の中を潤しているようにしましょう。
水分は緑茶が1番いいです。
間違ってもアルコール類やコーヒーはダメです。
アルコール類とコーヒーは口臭を余計に強くする飲み物なので、逆効果になってしまいます。
水や緑茶・紅茶なんかがいいですよ。
口の中が乾いたなと感じてからでは遅いのでもうほんとにコマメに飲みましょう。
まとめ:口が臭いと言われ続けた僕が実践するシンプルな3つの方法
口が臭いと言われたときの心に突き刺さる痛みは言われた人しか分かりません。
マジ泣きそうになりますよね。
言ってきた相手を恨みたくなることもありますが、せっかく教えてくれたのでチャンスだと思いましょう。
一生口臭を無くすことはできなくても、大事な場面だけでも口臭を気にせず生きていくことはできます。
今回ご紹介したシンプルな予防法で少しでも口臭とうまく付き合っていけるようになればうれしいです。
いつかあなたと対面で口臭を気にせずお話できることを夢見て。
それでは!